家族のための「うつ病改善ガイド」

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【うつ病体験談4】18歳のときにレイプされてうつ病を発症し、オーバードーズとリストカットを繰り返しました

うつ病で現在も治療中の女性にお話をうかがいました。18歳のころに「全く知らない人からレイプ」されたことで精神的に不安定になったそうです。信頼していた人から裏切られるなどして人間不信となった経験から、「利害関係のないカウンセラーの先生などに頼る」ことを検討することが大切ではないかとのことです。ご家族の方に対するアドバイスとしては、「言いたくないことを無理やり話させようとしないでください」というのが印象的でした。


 

1.知らない人にレイプされてから精神的に不安定になりました

 

私がうつ病を発症したきっかけはいろんなことが重なってでしたが、一番の原因はレイプされたことでした。私は18の時に全く知らない人からレイプをされました。処女だった私にとってレイプという行為はとてもショッキングな出来事でしたし、思春期の私にとって親に性的な話をするのも恥ずかしくて、誰にも言えませんでした。

 

レイプされてからというものの、街中の知らない男の人も怖くなってしまったので、動けなくなったり過呼吸になったりしてしまって、外出が困難になりました。当時高校生だった自分は共学だったのでクラスの男子も怖く感じていました。

 

 

それでも信用できると思う男友達が一人いました。彼は同じ学校の人ではなく、友達の紹介で数年前に知り合った男性でした。その男友達は私の些細な変化にも気づいてくれる人で、私がレイプをされてからずっと様子がおかしいと勘づき、「何かあった?」と言ってくれていました。信用しているとはいえ、話せるわけもなくずっとごまかしていましたが、レイプされてからというもの、毎日のようにフラッシュバックを経験して苦しんでいました。

 

2.毎日泣きながらリストカットを繰り返していました

 

レイプをされた自分自身が汚く感じてしまい、私はリストカットを覚えました。自分の体の中にある汚い血を出すことでレイプされた行為が少しでも晴れるんじゃないかとか無駄なことばかり考えていました。毎日、一人でフラッシュバックに苦しみ、泣きながらリストカットを繰り返す日々はとても暗くつらいものでした。

 

誰もわかってくれない苦しさで、一人で抱え込むことに疲れてきた時に、その男友達にポツリと相談してしまいました。彼に打ち明けると、「今まで一人で抱え込んで辛かったね。これからは俺に相談してくれていいから。助けられることは助けるし!」と温かい言葉をかけてくれました。それがすごく嬉しくて、今まで一人で抱え込んできたものがスーッと軽くなっていく気がしました。

 

それからというもの、彼はもっと私のことを気にかけてくれるようになりました。「最近はリストカットしてないか?」「フラッシュバックにあった時はいつでも電話してきていいから」と気にかけてくれるのがとても嬉しくて、少しづつですが気持ちが回復してきている気がしました。

 

3.信頼している男友達から「先輩」を紹介されました

 

ある日、彼から「俺の信用している先輩と会ってみない?俺しか今は男と接していないだろ?だからリハビリも兼ねて。俺がいたら安心だろ?」と言われました。正直、彼がいてくれるといっても怖くて嫌でした。まだ男性に対しての不信感や恐怖心は変わっていなかったので…。

 

 

それでもいつまでもこのままでいいなんてことは自分自身も思っていなかったので彼と何度か話し合った末、頑張ることになりました。彼の先輩と彼と三人で彼の家で話すことになりましたが、私はやっぱり怖くて思うように話せずに先輩とは距離を置いた場所に座っていました。

 

三人で話始めて3時間くらい経った頃、彼がちょっと急用で呼び出されたといい自宅を離れることになってしまいました。彼がいない家には、私と先輩だけ。だから怖くて、私は「帰る」と言ったのですが、すぐに帰ってくるから大丈夫!と何度も彼に言われ、渋々残ることになってしまいました。

 

4.無理矢理押し倒されてレイプされてしまいました

 

先輩は最初は普通の話をしていたのですが、少したってから私の隣に来て押し倒しました。私はレイプされた時のことと重なって体が金縛りにあったようになってしまいました。

 

「いや!やめて」と必死に抵抗しましたが先輩に殴られ声も出なくなりました。「お前はあいつに売られたんだよ。俺がもうあいつに金払ってるからヤらせてもらわなきゃいけないの。」と耳を疑う言葉を投げつけられました。

 

「売ってるって何が?」と思い、困惑していましたが行為を繰り返されていくうちに私は男友達に裏切られたことに気づきました。更には「一度も二度も変わらねーだろ」と言われ…抵抗する気すら失せました。彼は先輩に私がレイプされたことで悩んでいることも話していたんだと思うとショックと悲しみが湧いてきました。

 

5.手足が痙攣して歩けなくなり精神科でうつ病と診断されました

 

全てが終わると私は一人でフラフラと彼の家を出ました。その帰り道、私はもう生きていくことに疲れてしまい道路に飛び出しました。でも、通行人の男性に引っ張られ結局死ねずに終わりました。それからというもの、私は食事もとらずに寝込む生活でした。

 

それでも入学したばかりの大学には単位を落とさない程度に行かなければならず、普通を振りまきながら頑張りましたが体が限界だったようで…倒れてしまいました。手足が痙攣して動かずに歩くことができなくなりました。その時はうつ病など精神疾患とは思っていなかったのでいろいろな科をたらい回しされながら検査を繰り返しましたが結局見つからずに、最終的にたどり着いたのが精神科でした。

 

 

精神科では自律神経失調症とうつ病を診断されました。歩くこともできない私は車椅子生活で通院しました。それからはカウンセラーを週に1度受けながら薬も飲み、治療に励みましたが何も変わらず…。

 

自分が嫌になり死にたいと思うとオーバードーズを繰り返すようになりました。自分なんか生きてる価値がないと思いましたし、生きていくことが辛くてもうやめたかったのでオーバードーズを繰り返しました。

 

6.リストカットを繰り返すなど自分の体を傷つけ続けました

 

リストカットも変わらず繰り返している私の手首はボロボロです。両親からはオーバードーズとリストカットを繰り返すたびに怒られました。「私の気持ちなんてわからないくせに!」と思うと両親すら憎く感じていました。

 

両親にすら助けを求めることが許されなくなった私はカウンセラーの先生にしかもう頼ることができなくなりました。カウンセラーの先生にしか自分の気持ちも、起こった悲しい出来事も話すことができませんでした。友達に相談するということはこの件があってからというもの、信用ができなくなったのですることはなくなりました。

 

 

リストカットをしても、オーバードーズをしても両親には怒られるのでそれが苦痛になり私は体の見えないところに攻撃をするようになりました。例えば二の腕だと夏でもカーディガンなどを羽織れば見られることがありません。なので二の腕を思いっきり殴ったり壁に打ち付けたりしてました。自分を傷つけることで精神を支えて生きていました。

 

7.男性恐怖症を克服するためにあえて夜の世界に入りました

 

学校に行くことも辛くてだんだんやめるようになりました。人と関わることがだるく感じていたので。他人と接することをやめて、一人の世界にこもるようになり長い時間が流れましたが、本当はずっと心のどこかではこのままじゃダメだと感じていました。

 

そう思ってからは男性恐怖症を克服するためにあえて、夜の世界に入ったりしました。最初はうまくいかずに怖くて仕事を早退したり吐いたりもしましたがマネージャーが「お客様を男と思わずにロボットと思えばいい」とアドバイスをくれました。

 

 

それからは仕事とはいえ男性に接客することを、割り切って接することができてきました。割り切って接することができるようになってからは街中の男性に対しても恐怖心を抱くのが薄くなり、過呼吸になったり動けなくなったりすることが減りました。

 

今ではだいぶ男性に対して接するようにできてきたのでうつ病も自律神経失調症も最初の頃に比べると軽くなりましたがまだ治療中です。もう私がうつ病を患ってから8年くらいなりますが、まだ完治はしません。リストカットもする回数は減りましたが手首の跡が消えないので一生後悔はすると思います…。

 

8.カウンセラーの先生に支えられながら今もうつ病を治療しています

 

うつ病はなってしまうと完治するまでとても時間がかかります。それも今思うこととしては、一人では治せないということです。私は今カウンセラーの先生にも支えられてますし、マネージャーの言葉にも支えられています。もちろん家族にも支えられてます。

 

一人では治すことは不可能なうつ病なので、今うつ病の人は周りの人に甘えることが大事だと思います。うつ病になる人は一人で抱え込んでしまう性格が多いので、甘えるのも難しいと思いますが、気張りすぎないようにすることで症状が軽くなると思います。

 

私のように人を信用できないのなら利害関係のないカウンセラーの先生などに頼るのもアリだと思います。ご家族の方や友達、恋人がうつ病の方がいる人は、どうか責めずにそばにいてあげてください。

 

言いたくないことを無理やり話させようとしないでください。少しづつでもきっと心を開いてくれるようになるので、時間はかかると思いますが待っててあげてください。何も言わずにそばにいてくれるだけでも救われるので。どうか一人ぼっちにはしないであげてくださいね。


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