【うつ病改善】セロトニン不足が原因かも?

【うつ病対策講座7】朝、目が覚めても動けないのはうつ病の典型的な症状です。

 

弟がうつ病になったときの話です。弟はそのころ、朝起きることができなくなっていました。本人は始めは体調不良だろう、血圧が低いのだろうと思っていたそうです。

 

しかし何をしても毎日朝起きれないのです。また親が起こしに行って、目を覚ましても体が動けないというのです。家族全員、そんなことはないだろう、自分の今置かれている現実から逃げたいだけだろう、そしてなまけ病の一種だろうとさえ思ったのです。

 

誰もそれがうつ病につながっていると思っていなかったのですが、あるときテレビでうつ病の特徴で朝動けないということをやっていたのです。その他の特徴もありましたが、まさしく弟の症状にぴったりでハッとさせられました。

 

また朝動けないということが続くと、朝誰にも会わないうちに家族は仕事や学校に出ていきます。そして昼間になると弟はのっそり部屋から出てくるのです。そして食事の時間がずれるので、夕食のときも会いません。そしてみんなが寝静まってから、弟はお腹が空いたと起きて冷蔵庫をあさったりするのです。まさしく、引きこもりの生活そのものでした。

 

母はその行動に不安を感じ、心療内科を受診させました。そこでは主にカウンセリングとあとは箱庭療法などを行いました。そしてお薬を処方してもらって帰宅しましたが、うつ病の薬というのはなかなか合うときと合わないときがあるのですね。はじめの薬はなかなか体に合わず、症状は全く改善しませんでした。

 

しかし2度目の薬は少し改善が見れたのです。そして朝動けないという時間が少し短くなりました。そして家族と顔を合わせることが少し増えたのです。

 

家族としてはそれから加速してどんどん良くなってくれることを期待しましたが、そうもいきません。結局薬を変更しながら状態を見ていき、約1年くらいして生活のリズムが整ったという感じです。

 

生活のリズムが整うと、体自体が少し元気になるようですね。以前は全く笑顔もなく、血の気もなかった弟ですが、朝起きて引きこもりだけど、みんなの顔を見る、そしてご飯のときに話す。そして時々笑顔を見ることが出来るようになる。

 

このようなことがまた1年くらい続いて、段々生活リズムは改善をしていったのです。うつ病はいまだに完治していませんが、朝起きれるようになったというだけでも、仕事に行ったりできるきっかけにもなったし、よかったなと思いました。