【うつ病改善】セロトニン不足が原因かも?

【心理カウンセラーによるうつ病治療】認知行動療法の詳細解説

 

あなたの中にある心や思考は、体とともに友好的にうまくやっていますか? 逆にとても上から目線で敵対的でしょうか? 実は、多くの方は後者で、うつ病の人は特にその傾向が強く現れます。

 

認知行動療法の役割

 

つまり、うつ病の改善は、敵対的な心や思考と仲直りして友好的に付き合うことなんです。その方法が認知行動療法と呼ばれるもので、うつ病に最も効果的な心理療法です。つまり、認知=ものの考え方や見方で極端に悲観的、否定的に捉えている、自分の現実、将来、社会に対する考え方などを正すことです。

 

具体的な認知行動療法の方法は、「自分の考えが全て」という思い込みを捨てることです。そこで最初に浮かぶ「自動思考」に注目します。実は思考は自分で起こすのではなく、視覚や聴覚などを通して、そこで脳が過去の情報を一瞬で調べて、思考が自動的にアウトプットされてやって来るんです。

 

認知を歪める思考パターンのチェック

 

それが自動思考となるんですが、うつ病の人は勝手にネガティブ情報に誤変換されて、思考として出てきます。ものの見方つまり認知を歪める「思考パターン」をチェックすることが大切です。

 

べき思考、完全主義思考

では、どんな思考パターンがあるのかといったら、「べき」思考や完全主義思考があります。思考はとっても命令口調でしかも、理想やプライドがとても高い、完全完璧主義なんです。「こうするべき」、「ああするべき」などと自分自身を責め立てて、できないと叱る、ダメ出しをするといった、自責思考もうつ病の方はとても強く現れます。

 

ラベリング

また、思考は被害者意識が強く、自分を被害者にしたがります。でも、被害者になるためには、それを認める存在、つまり加害者が必要になります。そこで、ラベリングというポストイットのシールのように、自分に被害者、周りに加害者というのをペタペタ貼り付け、事実無根なのに「あいつが悪い、自分は被害者だ」と短絡的に感情的な決め付けをします。

 

読心的推論

この短絡的に事実を確認しないまま決めつけることを、読心的推論とも呼びます。ただラベリングは1枚だけでなく、「バカ、ダサい、仕事ができない、貧乏」などとことん貼り付けます。そして、否定的な側面を過大評価し、肯定的な側面の除外や過小評価して、自分をダメなヤツと追い込むんです。

 

破局化思考

その結果、仕事のちょっとした失敗でも、短絡的に自分は終わりだ、死ぬべきだ、と破局化思考や、失敗=死などといった、短絡的な過剰な一般化をするのもうつ病の特徴です。認知行動療法は、自動思考によるこのような思考パターンをしていることを気づかせて、うつ病の人が自ら「治りたい!」と思わせることが狙いになります。