【精神科医によるうつ病治療】抗うつ薬の副作用
うつ病を完治するために大切なことは、抗うつ薬を飲んでゆっくりと時間をかけながら治していくことです。抗うつ薬は効果の出方がスローペースのため、常に飲み続ける必要があるんです。
抗うつ剤による副作用は「薬が効いている証拠」
飲み続けることによって、徐々に回復する一方、薬の宿命でもある副作用とも付き合わないといけないんです。副作用というのは確かに嫌な部分ですが、逆の見方をすれば薬の効果が出ているということです。
抗うつ薬の主な副作用ですが、吐き気、下痢、体重増加、性機能障害、眠気、頭痛などがあります。どんな副作用が出るのか、強さに関しては、飲んでいる抗うつ薬の種類やそのときの体調によって変わってきます。その中でも、日常生活を送る中で副作用として悩みの多い、便秘、眠気、頭痛の予防法を紹介します。
【抗うつ剤による副作用1】便秘
最初に便秘予防ですが、やはり水分を取ることです。また、食物繊維を意識的に取り、食事も定期的に決まった時間に行いましょう。また、運動も効果的ですが、動くのがどうしても辛いときには無理に行うことはありません。また、どうしても苦しいときには下剤もありますが、薬の相性もあるため、先生に相談しましょう。
【抗うつ剤による副作用2】眠気
次に眠気予防ですが、抗うつ薬は眠くなることも多いため、可能ならば寝る直前に服用するのもありです。うつ病になると、不安や緊張から体が興奮して常に覚醒している状態になります。それが抗うつ薬によって収まると、眠くなることもあります。
逆に抗うつ薬の効果で、やる気や行動が出て覚醒し、眠れなくなり、寝不足で眠気も出ることもあります。そのため、眠気は決して悪いことではないことを覚えておいてくださいね。
【抗うつ剤による副作用3】頭痛
最後に頭痛予防ですが、抗うつ薬を減らす、または変えてもらう、他には鎮痛剤を処方してもらいましょう。抗うつ薬によって頭痛薬は相性の悪いものがあるため、必ず先生に相談しましょう。
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