【うつ病改善】セロトニン不足が原因かも?

【うつ病の基礎知識】うつ病と似ている精神障害

 

カゼとインフルエンザが似ているようで違うように、うつ病に似ている精神障害がいろいろあるのでご紹介しておきます。これらの症状は、医師にとっても判断の難しいものが多く、長期観察が必要なものもあります。そのため、おかしいな、と思ったらまずは病院で早急に調べることが大切です。

 

【1】
双極性障害
双極性障害は気温に例えるなら感情の寒暖の差がとても大きくブレる症状です。場合によっては攻撃的になるくらい元気になる「そう状態」になったと思ったら、ガクーンと思いっきり落ち込む「うつ状態」を行ったり来たりします。
【2】
気分変調症
うつ病をザーザーの雨に例えるならば、気分変調症はぐずついた曇り状態とポツポツ雨が降っているような状態です。不安や心配などからくる、軽いうつ状態が長く続きます。これは、雨が本降りとなるうつ病になる前の兆候でもあるため、軽いうちに対応することが大切です。
【3】
新型うつ
最近になってよく聞くようになった新しいタイプの症状で、ある特定のときにだけ、うつの症状が出るのが特徴です。例えば会社や学校にいるときだけ、うつの症状が出るけど、家に戻ったり休みの日になると、何事もなくケロッとしているといった具合です。怠けているだけのように誤解されがちですが、立派なうつ病であり、無理をするとうつ病を悪化させてしまいます。
【4】
仮面うつ病
頭痛や倦怠感などの身体的な不調が日常的に見られるものの、内科などでは原因を特定できないことがあります。そのような場合、もしかすると仮面うつ病の症状である可能性があります。一般的なうつ病では、気分が落ち込むなどの精神障害が現れますが、仮面うつ病では精神障害は見られず、身体的な不調ばかりが表面に出てきます。
【5】
季節性うつ病
曇りがちで日照が少なくなると、それに合わせて行動が制限されてしまう症状です。冬や梅雨の時期になると気分が落ち込み、うつ病に似た症状が出ます。他の呼び方として、冬季うつ病、梅雨うつ病という表現もします。
【6】
全般性不安障害
起きている間、常に不安を抱えていて落ち着きがなく、気苦労が絶えません。よくも悪くも、うつ病と相性がよく、うつ病の4割の人がこの障害を持っているとも言われています。
【7】
統合失調症
感情などを取りまとめる、脳や神経の交通整理がコントロールできない症状です。そのため理性が利かず叫んだり落ち込んだりと、双極性障害に似た症状が出て、場合によって幻聴や幻覚が起きることもあります。
【8】
境界性パーソナリティ障害
特定の感情に異常に反応し、例えば怒りや嫉妬が出ると、歯止めが利かなくなるくらい、激怒し怒り狂うといった症状です。
【9】
認知症
行動や感情を司る脳や神経などが萎縮して破壊される、または機能しなくなり、結果としてうつ病と似た症状が出ます。特に年齢を重ねてから、うつ病が発生したと思ったら、認知症だった、ということもあります。